店長日記
10周年を迎えました。
セレクトショップ秋田蕗だよりも今月で10周年を迎えることが出来ました。今まで支えていただきました皆様へ心よりお礼申し上げます。
年月の経過とともにお取り扱いするお品物が変化してきていますが、これからも細々ながら秋田の良いものをお届けできたらと思っています。
これからもどうぞご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
年月の経過とともにお取り扱いするお品物が変化してきていますが、これからも細々ながら秋田の良いものをお届けできたらと思っています。
これからもどうぞご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
丸利(まるとし)漆工所は、川連塗りの工房です。
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丸利(まるとし)漆工所は、江戸時代に川連漆器の販売網を全国規模に広げた高橋利兵衛家を先祖に持つ漆工房。高橋利兵衛直系の本家は、現在は漆工房は辞められ、秋田にはいらっしゃらないそうです。
高橋利兵衛の血筋で今なお川連町で漆器業に携わっているのは、丸利漆工所の高橋さんご一家だけとのことでした。
丸利漆工所の高橋晃さん、智子さんご夫妻。お二人と、ご長男の正晃(たかあき)さんで営んでいる工房です。
丸利漆工所の商品の魅力は、多彩な商品ラインナップにありますが、その中でもお弁当箱の取扱い数は多いと思います。漆に抗菌作用があるので、詰めた食べ物が腐りにくいため、漆塗りの弁当箱は、使い勝手の良い優れものです。国産の木材で出来た高級品ですが、丁寧に使えば十年以上、数十年も使えます。
丸利漆工所では、角型、楕円型、1段、2段と様々な大きさの弁当箱を製作していらっしゃいます。お客様からの希望があれば、無地の弁当箱に絵を付けることも可能です。
小さな箸置き、ストラップなども揃っています。おみやげ品に喜ばれる品だそうです。
料理研究家の栗原はるみさんのショップで販売されていたことがあるという煮物椀。赤と黒の地に椿とつゆ草が描かれた優雅な柄。洗い朱(オレンジ色)の丼ぶりも栗原さんのショップで扱われていたもの。
麻ひもを巻いたものに漆を塗って固めて作ったというユニークなカップ コースターは、正晃さん作。
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◎高橋利兵衛家について
江戸時代に栄えた川連町の豪商。
文化・文政の頃四代利兵衛が幕府から許可証をもらい、朱座の棟梁となる。その後高橋利兵衛家は、北前船を使って川連漆器を、江戸から京都、近江、堺、姫路などに販売し、川連漆器の名を広めた。